概要


Open Web Boardで動作するイメージファイルを作成するためのソースコード、及びビルドマニュアルです。OS自体の改修や、外部機器の接続するための拡張などにご活用ください。

なお本ソースコードにはMozilla Public Licence 2.0(MPL2.0)、Apache License 2.0、GPL(GNU General Public License)、 その他のライセンスに基づくソフトウェアが含まれています。



イメージファイル作成方法


■対応OS

64 ビット版 GNU/Linux ディストリビューション ( Ubuntu 12.04 )を推奨いたします。 詳細なビルド用件はFirefox OSのビルド必要条件をご参照ください。

■環境構築

イメージファイルの作成には、下記のツールが必要です。詳細はビルド必要条件をご参照ください。


また、repoツールをこちらのサイトを参考にインストールします。

$ mkdir ~/bin
$ PATH=~/bin:$PATH
$ curl https://storage.googleapis.com/git-repo-downloads/repo > ~/bin/repo
$ chmod a+x ~/bin/repo

■ (ステップ1) Open Web Boardファイルのダウンロード

1) まず適当なワーキングディレクトリを作成し中に入ります。さらにFirefox OS用とRockchip用の二つのワーキングディレクトリを作成しておきます。
$ mkdir ~/working
$ cd working
$ mkdir my-owb

2) ダウンロードからファイルをダウンロードして展開しておきます。
$ cd ~/working
$ unzip owbsource.zip


■ (ステップ2)Firefox OSソースコードの取得

1) Firefox OSのレポジトリから必要な初期ファイルを取得します。
$ cd ~/working/my-owb
$ repo init -u git://github.com/mozilla-b2g/b2g-manifest -b master

2) 取得に成功すると、あらたに.repoディレクトリが作成されています。この中にあるmanifeste.xmlファイルを、ダウンロードしたファイルに置き換えます。
$ cd .repo
$ cp ~/working/manifest.xml ./

3) repo syncでFirefox OSに関する全ソースコードを取得します。取得には環境によって数時間かかります。
$ cd ..
$ repo sync

■ (ステップ3)Rockchipファイルの取得

1) Rockchipファイルを取得します。

ダウンロードからファイルをダウンロードして展開しておきます。

$ mkdir rockchipfiles
$ cd rockchipfiles
$ tar -zxvf ~/working/rockchip-files.tar.gz -C ./

2) 必要なファイルをFirefox OSのディレクトリにコピーします。rockchip-files-listに一覧が記述されていますので、次のようにしてコピーします。

$ tar -T ~/working/rockchip-files-list -c | tar -xv -C ~/working/my-owb/

■ (ステップ4)不要なコードの削除

1) 不要なコードを削除するスクリプトをFirefox OSのディレクトリにコピーして実行します。
$ cd ~/working/my-owb/
$ cp ../remove-files.sh ./
$ cp ../remove-files-list ./
$ chmod +x remove-files.sh
$ ./remove-files.sh

■ (ステップ5)Open Web Board用のファイルの展開

1) Open Web Board用のファイルを展開します
$ cd ~/working/my-owb/
$ tar -jxvf ../owb-files.tar.bz2 -C ./

■ (ステップ6)日本語環境の構築

※英語版でよければスキップできます。

1) まず、gaia用の日本語ロケールを取得します。
$ cd ~/working/my-owb/
$ B2G_WORK=$PWD
$ hg clone http://hg.mozilla.org/gaia-l10n/ja gaia-l10n/ja

2) 次にロケールファイルを作成します。
$ vi gaia/shared/resources/languages-japan.json

として、ファイル内容は次を記述します。文字コードはUTF8としてください。
languages-japan.json:
{
	"en-US"	:	"English(US)",
	"ja"	:	"日本語"
}

3) 次にgecko用のロケールファイルを取得します。
$ hg clone http://hg.mozilla.org/l10n-central/ja gecko-l10n/ja
$ hg clone http://hg.mozilla.org/build/compare-locales

4) 日本語辞書を作成します。辞書ファイルはこちらからダウンロードして、dicファイルを取り出してください。version 0.4.3での動作を確認しています。
$ mkdir gaia/apps/keyboard/js/imes/jskanji/dict/ipadic
$ cp (naist dir)/naist-jdic.dic gaia/apps/keyboard/js/imes/jskanji/dict/ipadic
$ cd gaia/apps/keyboard/js/imes/jskanji/dict
$ make json

5) 最後にビルドファイルに日本語環境の設定を追記します。
$ cd ~/working/my-owb/
$ vi rkst/mkimage.sh

mkimage.sh:
#!/bin/sh
set -e

# 追記ここから
B2G_WORK=$PWD
export LOCALE_BASEDIR=$PWD/gaia-l10n
export LOCALES_FILE=$PWD/gaia/shared/resources/languages-japan.json
export L10NBASEDIR=$PWD/gecko-l10n
export MOZ_CHROME_MULTILOCALE="ja"
export PATH="$PATH:$PWD/compare-locales/scripts"
export PYTHONPATH="$PWD/compare-locales/lib"
export GAIA_KEYBOARD_LAYOUTS=en,jp-kanji
# 追記ここまで

. build/envsetup.sh >/dev/null && setpaths
(...省略...)

■ (ステップ7)ビルドの実行

1) ビルドコマンドを実行します。初回のビルドには環境によって数時間かかります。
$ cd ~/working/my-owb/
$ ./rkst/mkimage.sh rk3066-eng -j4

ビルドが無事終了すると、rockdevディレクトリ以下にイメージファイルが生成されます。



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