概要


「Fx0」は、Firefox OSスマートフォンでは世界初 (注) となる高速データ通信「4G LTE」の対応やQualcomm (R) Snapdragon (TM) 400プロセッサの搭載に加えて、世界的に著名なデザイナーである吉岡徳仁氏によるFirefox OSのオープン性と未来感を表現したプロダクトデザインと、スペックにもこだわったFirefox OSスマートフォンの新しいステージを象徴するモデルです。
注) 2014年12月25日時点における販売予定のFirefox OSスマートフォン。Mozilla Corporation調べ。

製品に関する詳細はこちら



アプリ開発環境構築


Fx0は、通常のFirefox OSデバイスとして、FirefoxブラウザのWebIDE等を利用してアプリ開発を行うことができます。 端末を使ったアプリ開発の詳細はこちらをご参照ください。

■開発環境準備

下記の機材を準備します。
ITEM DESCRIPTION
1. Fx0 本体です
2. PC 開発用PCです。OSは、Windows、Ubuntu、Mac OS Xに対応します
3. USB - Micro USB ケーブル 電源供給、及びデバッグに使用します。
※USBケーブルによっては上手く繋がらない場合があります。その場合は異なるケーブルをお試しください。

開発用PCにUSBケーブルでFx0を接続して開発を行います。


■Fx0をPCに接続する

Fx0は、PCからadb(Android Debug Bridge)デバイスとして認識されます。正しく認識させるために、各OSごとに下記の設定を行います。
Windows 7 / 8ご利用の場合
1) Fx0をWindowsから認識させるために、PCにUSBドライバをインストールします。Fx0にはUSBドライバが内蔵されており、簡単にUSBドライバをインストールすることができるようになっています。
まずUSBケーブルでPCとFx0を接続した後、Fx0の環境設定アプリを起動し、「プログラムのインストール」メニューを選択します。そして開いたメニューの中で、プログラムのインストールをONにします。ONにするとPC上で自動的にインストールプログラムが起動しますので、プログラムの指示に従って、USBドライバをインストールしてください。

2) 一部のadbに対しては、Fx0のベンダーIDを対象デバイスとして指定する必要があります。下記のファイルをメモ帳などのテキストエディタで開いてください。もし、.androidのフォルダやadb_usb.iniのファイルが存在しない場合は、手動で空のファイルを作成してください。
ファイルパス:
C:\Users\ユーザ名\.android\adb_usb.ini
例:TESTUSERの場合
C:\Users\TESTUSER\.android\adb_usb.ini
上記のファイルを開いたら、 0x1004をファイルの最後に追記します。もし、他のデバイスも記述しているなど複数のベンダーIDを記述する場合には、一行一つのベンダーIDで記述します。
(…省略…)
# 1 USB VENDOR ID PER LINE.
0x1004

Ubuntu ご利用の場合
1) Ubuntuの場合は、標準のドライバでFx0を認識することができます(※12.04LTS以降で確認)。 一部のadbに対しては、Fx0のベンダーIDを対象デバイスとして指定する必要があります。下記のファイルをviなどのテキストエディタで開いてください。もし、.androidのフォルダやadb_usb.iniのファイルが存在しない場合は、手動で空のファイルを作成してください。
~/.android/adb_usb.ini
上記のファイルを開いたら、 0x1004をファイルの最後に追記します。もし、他のデバイスも記述しているなど複数のベンダーIDを記述する場合には、一行一つのベンダーIDで記述します。
(…省略…)
# 1 USB VENDOR ID PER LINE.
0x1004

Mac OS X ご利用の場合
1) Mac OS Xの場合は、標準のドライバでFx0を認識することができます(※10.6以降)。 一部のadbに対しては、Fx0のベンダーIDを対象デバイスとして指定する必要があります。下記のファイルをviなどのテキストエディタで開いてください。もし、.androidのフォルダやadb_usb.iniのファイルが存在しない場合は、手動で空のファイルを作成してください。
/Users/ユーザ名/.android/adb_usb.ini
例:TESTUSERの場合
/Users/TESTUSER/.android/adb_usb.ini
上記のファイルを開いたら、 0x1004をファイルの最後に追記します。もし、他のデバイスも記述しているなど複数のベンダーIDを記述する場合には、一行一つのベンダーIDで記述します。
(…省略…)
# 1 USB VENDOR ID PER LINE.
0x1004



■WebIDEからFx0を利用する

Firefox OSアプリケーションの開発には、Firefoxブラウザ搭載のWebIDEが便利です。Firefox 34以降のバージョンで標準搭載されています。

1) Fx0上でFirefox OSのリモートデバッグを有効にする
初期状態では、Firefox OSのリモートデバッグ状態は無効になっていますので、これを有効化します。まず、Firefox OSのホームスクリーンから「環境設定」アプリを起動し、「端末情報」メニュー⇒「その他の情報」⇒開発者メニューにチェックします。これにより、環境設定アプリに新たに開発者メニューが現れますので、「開発者」メニュー⇒「USB経由のデバッグ」を選び、「無効」⇒「ADBと開発者ツール」に変更します。

2) PC上でWebIDEを起動する
PCでFirefoxブラウザを起動し、「右上のメニューボタン」⇒「開発者ツール」⇒「WebIDE」を選択して起動します。

3) PC上でADB Helper アドオンをインストールする
WebIDEの右上、「ランタイムを選択」から「シミュレータをインストール」を選択します。追加のコンポーネント管理画面が開きますので、「ADB Helper アドオン」をインストールします。

4) PC上でターゲットデバイスとしてFx0を選択する
ADB Helperアドオンがインストールされると、右上の「ラインタイムを選択」メニューの中に、「LGL25」というデバイスが現れますので、これを選択します。

5) Fx0上でリモートデバッグを許可する
LGL25をターゲットデバイスとして選択すると、Fx0の画面に、「リモートデバッグの接続許可を求められています。接続を許可しますか」と確認メッセージが表示されるので、OKを選択し接続を許可します。

以上で、WebIDEを使用してFx0のアプリ開発の準備が整いました。Webアプリの開発方法は、こちらをご参照ください。



ダウンロード


■オープンソースソフトウェア

本製品にはMozilla Public Licence 2.0(MPL2.0)、Apache License 2.0、その他のライセンスに基づくソフトウェアが含まれています。これらライセンス条件に従い、本端末で利用しているオープンソースソフトウェアのソースコードを開示いたします。各オープンソースソフトウェアのライセンスについては、ソースコードに含まれますライセンス規定をご参照ください。
Firefox OS ソースコード

■3Dデータ

Fx0の筐体3Dデータを公開いたします。3Dプリンタでオリジナルのカバーを作成する等のためにご利用ください。STL形式とSTEP形式で提供しています。
3Dデータ

■ライブラリ

開発者向けにライブラリを公開いたします。アプリケーション開発にご利用ください。 Webサーバ化ライブラリ「httpd.js」

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